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カル・フレイシデスは、以前はカサ・フォント・ロドナとして知られていました。1881年に開業した、サン・マルティ・サロカの道路BV-2121沿いにある拡張地域の建物です。このエリアは折衷主義とモダニスモの建築に関して興味深い場所です。モダニスモ様式を取り入れた建物は、ビラフランカ・デル・ペネデスのクラスカー通りに位置し、サン・フリアとオリオル通りに面しています。裏庭のある共同住宅で、島の端に位置しています。地上階と2階からなり、アラブ風の二面の屋根があります。ファサードの最も特筆すべき要素は、大きなアーチ型のバルコニーで、ガラス張りです。また、セラミックタイルの装飾、バルコニーのドアの石製装飾、バルコニーの手すりの鍛造作業なども興味深いです。ビラフランカ・デル・ペネデス市役所のアーカイブには、1903年に日付が入った左側のバルコニーの改修プロジェクトが保存されており、建築家アントニ・セララッチによって署名されています。
サロンは、ビラフランカのモダニスモの内部空間の中でも特に興味深い場所の1つです。150平方メートルもの広さで、ピラスタ、中央に大きな窓を囲むロゼット、角に女性の胸像をモチーフにした装飾などで飾られています。ギャラリーには、半円アーチのアーケードが続き、ステンドグラスで飾られています。